皆様、こんにちは。奈良県香芝市の中平矯正歯科クリニック、受付のKです。
前のHPブログに書いたことがあるのだが、Kは以前の職場では出張三昧の日々を送っていた。
出張シリーズでは印象に残っている出張先について書いてみようと思う。
そんな出張シリーズ第一弾は富山出張について。
暑い日が続く今日この頃だが、季節感をまるっと無視して冬の出張である。
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Kは雪が好きである。
奈良はあまり雪が積もらないが、それでも雪が降り始めるとワクワクしてしまう。
なので、真冬の富山出張が決まったときは出張が楽しみだった・・・。
・・・のだが、悲劇は行きの飛行機の中で訪れる。
当時、虫歯治療を途中で放りっぱなしにしていたK。
飛行機が離陸するや、なんだか歯が痛くなってきてしまったのである。
行きの飛行機で寝る気満々だったが、もはや寝るどころではない。
冷や汗をかいたり、顔をしかめたり、唸ったりしながらも何とか富山上空までたどり着いたのだが・・・・
「富山空港が只今雪のため当機は着陸できません。しばらく上空で旋回します」
無情に響く機長の声。
この状態でいつまで待てばいいの~、っていうか痛み止めプリーズ!!
と心の中で叫ぶも、誰も聞いちゃいない(←当たり前である)
このときばかりは東京に帰ったら歯医者に行こうと固く決意した。
結局1時間ほど上空をクルクル回ってからやっと着陸することができたのだが。
・・もっとも、地上に降りたとたん先ほどの決意も忘れてしまうのだった。
後で歯医者に聞いたところによると、気圧変化で歯の中の空気が膨張し、
痛くなることがあるらしい。
(富士山に登ると未開封のポテチ袋が膨らむのと同じ)
富山に降り立つとそこは一面の銀世界。
雪の中をタクシーで移動したが、移動中も雪が気になってそわそわ。
出張先に到着して仕事に励むも、窓の外が気になって仕方がない。
昼休みには、思わず外に出て庭で遊んでしまった。
いい年をして雪遊びなんかしてるのを一緒に富山入りしている出張メンバーに見つかると恥ずかしいので
出張組の仕事部屋からかなり離れたところで一人雪だるまを作ったり、新雪の上を歩いたり、思う存分雪を堪能した。
富山の雪は奈良の雪や東京の雪と違って水分が少ないのか、軽くてフワフワだった。
ただ、Kが庭で遊んでいたのを出張先の方達にバッチリ目撃されていたため、
「Kが庭で飛び回っていた」という話は彼らから出張メンバーに伝えられ、
結局はKと同じ部署のみんな(出張に行っていないメンバーを含む)が知る話となってしまった。
せっかくバレないようにわざわざ離れた庭まで行ったのに、苦労が水の泡である。
【今日の教訓】
アリバイ作りは完璧に!!!・・・ではなくて、
虫歯持ちは飛行機に乗るべからず・・・・でもなくて、
虫歯治療は最後まで終わらせるべし