皆様、こんにちは。奈良県香芝市の中平矯正歯科クリニック受付のKです。
相変わらず寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は前々回から続く鶏脱走劇の最終話である。
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(前回までのあらすじ)
ご近所の奥様より鶏が脱走したとの連絡を受けて現場に向かったKは、
飼い鶏5羽が集団脱走していたことを知った。
何とか3羽の捕獲に成功するも、その後残りの2羽捕獲のため現場に向かったところ、
そこにはもう鶏の姿はなかった
さて、現場広場に戻ったところ、残りの2羽が行方不明であることが判明した。
仕方なく近所を鶏を探して歩いたが、全く姿が見当たらない。
家に戻ったのかも?と期待を込めて家に帰ったが、やっぱり鶏はいなかった。
はて、どうしたものか?悩むKの元にまたまた電話がかかってきた。
今度は祖母(当時90歳)の茶飲み友達のおばあちゃま(Yさん)からであった。
祖母友Y:「もしもし、お宅の鶏ちゃんがうちの庭で遊んでるんだけど・・・」
K:「あ~、探していたんです。すぐにそちらに向かいます」
ご近所中に知れ渡っていると、行方不明になってもすぐに見つかるので何かと便利である。
Yさん宅に伺うと、Yさん宅では庭のお手入れの真っ最中。
庭師さんが庭木に登って剪定をしているところだった。
その木の根元に見覚えのある鶏が2羽・・・もちろん、K宅の鶏である。
こいつら・・・・
心の中で悪態をつきながらKは先ほどと同じ要領で2羽の鶏に突進した。
さっきの3羽も楽勝だったし、残りの2羽くらいすぐに捕まると高を括っていたのである。
・・・ところが、この2羽は意外にもすばしっこかった。
はっきり言って、全然捕まらない!!!
よそのお宅の庭で鶏とリアル追いかけっこである。
ぜーぜー言いながら鶏を追いかけるK。
祖母の茶飲み友達Yさんが縁側で優雅にお茶を飲みながら笑っている。
Y:「あらあら~、大変ねぇ。頑張って!」
庭師さんは木の上から応援・・・と見せかけて、実は笑いをこらえている。
庭師:「あ、惜しい!!もうちょっとでしたね~ぷぷ」
結局、残りの2羽を捕まえるのに30分以上かかることとなった。
その後、家に帰ってきた両親に事の次第を報告し、どんなに大変だったのか訴えたのだが、
2人とも大笑いするばかりでKの苦労は全く理解されなかった。
それでも、庭の扉は厳重に締めるよう、重ねて主張しておいた。
その成果もあってか、その後鶏が脱走することはなかった。
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今日の結論
鶏を飼うときに必要なもの、それは
ご近所づきあいと頑丈な扉、そして万が一の時に追いかけるための体力である。
ちなみに
今は絶対無理!