皆様、こんにちは。奈良県香芝市の中平矯正歯科クリニック、受付のKです。
今日は前回から続く「左の法則」その②である。
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(前回のあらすじ)
祖母のお葬式の後、お坊さんをお寺まで送るK姉妹とKイトコ。
K実家→お寺はベテラン運転手であるイトコが運転したが、
お寺→K実家はともに車の運転が下手くそなKかK妹が運転するように、
と通告され、ジャンケンに負けたK妹が帰り道を運転することに。
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さて、最初で最後と思われた難関:今井町を通り過ぎればやがて中和幹線。
中和幹線は信号の数こそ多いものの、道幅が広く、対向車に気を使う必要もないと、
初心者K妹にとって最高の道路である。
中和幹線をスイスイと運転し、やがて、ゴール(K実家)より見て最後から2つ目の信号に来た。
この信号を左折し、次の信号を右折すればめでたくK実家にたどり着く。
ところが、左折すべき交差点で妹は左折レーンに入らず、直進レーンへと進んだ。
このままでは実家を通り過ぎてしまう!!!焦ったイトコが
「あ、あの・・・、知ってると思うけど一応言っとくわ。K達の家あっちやから!」
と左を指す。
しかし、これに悠然と返答するK妹。曰く、
「知ってる~。でも、ここで曲がると最後が右折になってしまうから・・・。
ちょっと遠回りだけどこのまま直進して次の信号で左折、
次の信号も左折すれば、全部左折で家に着くもんね!
これぞ、いわゆる『左の法則』!」
そう、運転ギライの我々にとって、『右折』は狭い道での対向に匹敵するほどイヤなものである。
Kも、何とかして『右折』を避けたい妹の気持ちはとてもよく理解できる。
しかし、日本一交通マナーが悪いと言われる大阪運転歴10年超のいとこには全く理解されなかった。
イトコとって「左の法則」は、隣の家に行くのに反対側から地球を一周して行くくらいの無駄とのこと。
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当院に相談に来られる患者さんの中にも運転嫌いはいらっしゃる。
つまり、当院を選んだ理由が「駐車場が広く、車が止めやすいから」
そりゃ、院長説教を喰らいますよ!
「歯並びという一生の問題を、駐車しやすいかどうかで決めていいんですか!!」
院長の言うことは当然である。
どの医院で矯正するかを決める際には治療方針の方が重要なのは言うまでもない。
でも、注射も駐車も大嫌いなKには患者さんの気持ちもよく分かるのである。
・・・ってことで、今日の一句は短歌。
もーイヤだ 右折、駐車に対向車。都市の高速、車線変更
短歌というよりむしろ、キライなものの羅列になっている気もするが。。。