スタッフBLOG

2016.01.27更新

皆様、こんにちは。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

奈良県香芝市の中平矯正歯科クリニック、受付Kです。

 

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さて、1月も半ばを過ぎて、今更「あけましておめでとうございます」

と言うべきかどうか悩む今日この頃。

前々回に引き続き、難しい歯科用語「噛み合わせ」の続きを書こうと思う。

 

Kは歯科医師ではないので、正確な「噛み合わせ」の定義は知らないが、

院長の話などから察するに、「上下の歯の当たり方」というのが

噛み合わせの定義に一番近いと思う。

 

つまり「いい噛み合わせ」とは「上下の歯が良い当たり方をしている」ということである。

・・・と言っても「は?」となる方が大半だと思うのでもう少し詳しく書いてみようと思う。

が、「いい噛み合わせ」の条件を書くのはKの文章力でははっきり言って不可能なので

下記①~④に該当しなければ概ね「いい噛み合わせ」だと思っていただければと思う。

 

①「受け口」「出っ歯」ではないこと

ただ、これは一般人には判断できないと思う(Kも分からなかった)

例えば、フィギュアスケートの羽生結弦選手を見て「出っ歯」と思う人がいるだろうか?

(羽生選手の口の中を見たことはないので確定的なことは言えないが、多分噛合せは「出っ歯」だと思う)

 

出っ歯というのは明石家さんまさんや久本雅美さんだけではないのだ。

一般的には「出っ歯」でなくても矯正的には「出っ歯」の人がいるのである。

何を隠そう、Kの噛み合わせも「出っ歯」だった。

矯正歯科(Kは東京で矯正していた)で

「Kさんは出っ歯ですね」と言われたときは「は?」となったものである。

だって、生まれてから1度も「出っ歯」なんて言われたことないんですけど?

 

ちなみに受け口も同様である。

「受け口」と言えばジャイアント馬場とかアントニオ猪木みたいなイメージがあるが

前歯が「受け口」でなくても噛み合わせが「受け口」の人はいる。特に、

・2番目の上の前歯が内側に入っている人、

・上下の歯を噛んだ時に上下の前歯の先端が当たる人

・にっこり笑った時に下の前歯が見える人

の大部分は矯正的には「受け口」な気がする。

 

②上下の歯が交互に噛んでいること

隣り合う上の歯どうしの谷に下の歯の山が当たるのがよい噛み合わせ

・・・と書いてもさっぱりだと思うが、

噛み合った歯車みたいなのをイメージして頂ければ、と思う。

 

③「開咬」ではないこと(上下の歯がしっかり当たっていること)

上下の前歯がしっかり当たっていると、薄いものでも噛み切ることができる。

前歯でトマトを齧ったときに薄皮を噛み切れない人や

ハンバーガーを齧った時にレタスがびろーんとなる人は

「開咬」(悪い噛み合わせの一種)である可能性が高いと思う。

 

④「過蓋咬合」ではないこと

上下の歯を噛んだ時に下の前歯がほとんど見えない人は「過蓋咬合」(噛みすぎ)といって

あまり良くない噛み合わせである。

こういう噛み合わせの方は年を取ると一般的な「出っ歯」になっていく方も多いとのこと(院長談)

 

☆おまけ

前々回のブログでKは「肩凝りと噛み合わせの関係」を調べていたが、

院長が知る限り、「肩凝り」と「噛み合わせ」の直接的な関連を示すエビデンスはない、とのことである。

 

ただ、Kの実体験として、東京の矯正歯科でワイヤー調整をしてもらったあとの2~3日間(歯が動く)は

すごく肩が凝ったので、エビデンスはなくとも多少関係はあるんじゃないかと思う

(あくまでKの個人的意見)

ただし、ラジオ体操をすれば次の日は肩が凝らない(←Kの知恵袋より)

 

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今日の結論

「噛み合わせ」の定義をネットなどで調べてもよく分からないのは

これを文章で説明するのが非常に困難だからである、というのが今このブログを書いてよく分かった。

 

投稿者: 中平矯正歯科クリニック