スタッフBLOG

2015.07.13更新

皆様、こんにちは。奈良県香芝市の中平矯正歯科クリニック、受付Kです。

今日は院長が患者さんに何気なく使っているにもかかわらず、

「それじゃ伝わらんでしょ」とKが内心突っ込んでいる歯科用語その①である。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

院長は祖父、父、叔父、兄が全員歯医者という歯医者一家であり、

小さい頃から歯科用語に慣れ親しんでいるようである。

なので、一般的な言葉と歯科用語をたまに混同している。

例えば「吸収する」。

 

「吸収する」とは一般的には他動詞である。つまり、

「シートが熱を吸収する」

「骨がカルシウムを吸収する」

といった具合に目的語が必要である。

当然、「シートが吸収する」「骨が吸収する」では意味が通じない。

 

ところが、歯科用語には自動詞の「吸収する」が存在するのだ。

しかも院長はそれを歯科用語だとは認識していない。

従って、患者さんへの説明は以下のようになる。

 

院「レントゲン見ると、この乳歯の根っこがちょっと吸収してますね」

患「根が何を吸収するんですか?」

院「いや、根っこが吸収してます」

患「???」

 

今後、当院へおいでくださる方のために説明しておくと、

ここでいう「吸収する」は、どうやら「溶けてなくなる」くらいの意味である。

歯の根っこが何かを吸収するわけではないのでご注意を!

ちなみに、乳歯の根っこが吸収し始めたら、乳歯が抜ける日が近づいてきます

 

投稿者: 中平矯正歯科クリニック